何かがキレた。
何かが弾けた。
こんなんじゃない。
もっと、見たい景色があった。
もっと、見たいモノがあった。
それをいつもカタチにしてた。
ここ数年。
自分を探してきた。
けど、
探してなんかいなかった。
見て見ぬふりして、
結局、ずっと目を閉じていた。
何かを否定することも、
何かを肯定することもなく、
ただただ、
グレーに染まっていた。
昔のアタシはちゃんと知ってた。
昔のアタシはちゃんと見ていた。
すべてを時の流れのせいにして、
アタシはずっと背を向けてきた。
ずっと、目を背けてきた。
アタシが今一番欲しいもの。
それはアタシが一番よく知ってる。
アタシはそれに気づいている。
アタシが消えた日。
それは、アタシが生まれた日を意味する。
そんなことを繰り返しながら、
アタシは今日もまた、ここで息をする。
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