2013/05/30

プツン。

何かがキレた。
何かが弾けた。


こんなんじゃない。


もっと、見たい景色があった。
もっと、見たいモノがあった。

それをいつもカタチにしてた。




ここ数年。


自分を探してきた。

けど、

探してなんかいなかった。



見て見ぬふりして、

結局、ずっと目を閉じていた。


何かを否定することも、
何かを肯定することもなく、


ただただ、

グレーに染まっていた。





昔のアタシはちゃんと知ってた。
昔のアタシはちゃんと見ていた。



すべてを時の流れのせいにして、
アタシはずっと背を向けてきた。
ずっと、目を背けてきた。



アタシが今一番欲しいもの。
それはアタシが一番よく知ってる。
アタシはそれに気づいている。












アタシが消えた日。


それは、アタシが生まれた日を意味する。









そんなことを繰り返しながら、



アタシは今日もまた、ここで息をする。

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